部屋を潤す
風邪をひくと初めは喉ががらがらして痛むことも多いものです。
風邪予防の基本は食事とうがいや手洗いとなりますが、それでも風邪の症状が出てくると対策が必要です。
喉が痛いときは、喉を潤すのが良く、効果的なのが濡れたマスクをすることです。
これによってウイルスを吸い込むのも予防でき、呼吸と同時に喉も潤します。
風邪のウイルスは湿度が40%以下の場合は繁殖しやすいので、部屋を乾燥させないことも大切です。
効果的なのが加湿器を使うことであり、これにより部屋の湿度を保ちます。
マスクをすると息苦しくて辛いという場合は、加湿器を使って部屋全体を潤すと良いでしょう。
ただし加湿器を置く場所は、部屋のどこかに適当に置くよりも、自分のいる場所の近くにおいた方が良いです。
もしも眠るときに使うなら枕元に置くべきです。
加湿器は使用すると、周辺から湿度を上げていきますので、自分の位置から遠くだと湿度がなかなか上がらないこともあります。
それを防ぐために近くに置くのです。
併せて、枕元で加湿器を使う際は寝具にも気を遣ってみるといいでしょう。
例えば、良質な枕や布団に変えてみると乾燥を防ぎつつ、質の高い睡眠を確保することができます。
最近ではメイドインジャパンの高級な羽毛布団もあるので、参考にしてみてください。
>>メイドインジャパンの羽毛布団はJOORYU|フランスベッド
特に眠っている間は口呼吸をしたりして、喉を乾燥させることもありますので、加湿器を使った方が良いです。
また寝ている間に自然と口が開かないように、口にテープを貼って眠るという方法もあります。
販売されている加湿器は、いろいろなメーカーからいろいろな種類がありますが、どれを使っても良く、気に入ったものを一つ使うと良いでしょう。
加湿器を使う上での注意点
加湿器の種類にはスチーム式や気化式や超音波式があります。
この中で超音波式は、超音波で水を分解させて部屋に放出しますので、熱を加えない方式になります。
このような加湿器は部屋にカビを発生させやすいので注意が必要です。
またスチーム式などでも、加湿しすぎるとどちらにしてもカビを発生させます。
せっかく風邪を治すために使ったのに、カビを発生させては症状を悪化させることになってしまいますよね。
また加湿器自体も使っているとタンクにカビや汚れが発生したり、排気口にカビが付いたりします。
使うなら毎回お手入れして洗っておかないと、カビが発生して、カビ入りの蒸気を空間に放出することになります。
加湿器を使う上ではどうしてもカビのことが気になる場合もあるでしょう。
そのような人は部屋全体を加湿するタイプでなく、自分の顔周辺の加湿するタイプを使うと良いです。
例えばオムロンのパーソナル加湿器がそのような製品となります。
これは前方に集中して水蒸気を放出するタイプの加湿器であり、眠るときに使うと顔周辺を加湿してくれます。
このような加湿器なら部屋全体ではなく、一部分だけを加湿しますので、カビが気になる方でも安心して使えます。
ただしどうしても水は使いますので、加湿器自体のお手入れは必要です。
また、ここ最近で話題になっているトコジラミという害虫も、高湿度を好みます。そのため、必要以上に湿度を上げすぎず、適度に保つことを意識しましょう。
参照:トコジラミ(ナンキンムシ)
上手に賢く利用することで、健康で快適な生活を手に入れましょう!