花粉症にはお茶で対策
春や秋の花粉が飛ぶ時期になると、花粉症で辛い人も多いでしょう。
マスクをして凌ぐという人もおり、また薬でなんとか凌いでいると言う人もいますよね。
しかし薬を使わずに対策したいと考える人もいます。
そのような人のために、花粉症に効くお茶をご紹介します。
お茶でも花粉症の人のアレルゲンに対応したり、免疫を高めて体質改善したりと花粉症を和らげるというような効果があります。
花粉症対策のお茶
それでは花粉症に効くお茶を5種類ご紹介します。
・べにふうき茶
べにふうきという品種の緑茶であり、メチル化カテキンという成分が有効なんだそうです。
ヒスタミンの分泌を抑制する効果があり、抗ヒスタミン剤のような役割を果たします。
また即効性もあり、飲んで30分で効果が現われます。
ただ持続性はなく、飲んでから最大でも4時間ほどで効果は無くなりますので、1日に数回飲む必要があります。
メチル化カテキンは、水に溶かして加熱すると効果が高まるので、お湯で作ると良いですよ。
・ルイボスティー
ルイボスを使用したお茶であり、抗酸化作用を持った酵素が含まれており、免疫力を高めて花粉症やアレルギーの出にくい体にしてくれるそうです。
即効性はなく、体質改善をして対応するという意味合いが強いのです。
多くのお茶は独特の味があり癖がありますが、ルイボスティーは飲みやすく癖も少ないので、誰でも飲めるお茶ではないでしょうか。
・甜茶
花粉症に良いとされているお茶の中で、一番有名でしょう。
GODポリフェノールというものが含まれており、これがヒスタミンを抑制し、炎症を抑える効果があるそうです。
ただし甜茶もバラ科やブナ科などの種類があり、花粉症に効くとされているのはバラ科の甜茶です。
即効性はなく、花粉の飛ぶ2週間前ぐらいから飲まないといけません。
そして1日3杯ぐらいを目安として、集中せずに朝昼晩と飲むと効果を持続してくれます。
・シジュウム茶
南米の植物のシジュウムを使用したお茶であり、ヒスタミンを放出するIge抗体を抑制してくれます。
花粉症などのアレルギーのある人に飲んで実験したところ、8割以上の人に改善がみられたということであり、効果が出やすいお茶と言えますよね。
即効性があり、飲んで30分以内に効果が現われます。
1日に2杯から4杯ぐらいを目安に飲むと良いです。
ただし妊娠中の方は飲んではいけません。
・しそ茶
しそにはヒスタミンを抑制する成分がいくつもあり、リノール酸を抑制するαリノレン酸、免疫機能を元に戻すロズマリン酸が含まれています。
出来れば赤紫蘇のしそ茶が効果的です。
ただし花粉症のシーズンになると、青紫蘇しかなくなりますので、事前に用意しておくか、青紫蘇で代用するしかなくなります。
または市販のしそ茶を使っても良いでしょう。