栄養満点!さつまいもを甘くして食べる方法

さつまいも

さつまいもを甘くする方法

さつまいもは好きという人も多いですよね。
私も娘と一緒におやつなんかによく食べます。
中には家で作るという人もいますが、自分で作ったら甘くないさつまいもになったという経験はないでしょうか?
さつまいもの種類によっても甘いさつまいももありますが、どのようなさつまいもを使っても、基本を押さえれば甘くできるんです。

さつまいもが甘い理由としては、でんぷんが糖分になるからです。
これは熱を加えるとでんぷんにβアミラーゼという酵母が働き、でんぷんを糖分に変えてくれます。
このときに必要なのが熱であり、70℃以上の温度が必要となります。
また熱を加えてもすぐには糖にはなりませんので、じっくり時間をかけて熱を加える必要があるのです。
甘みの秘密は加熱時間がポイントなんですね。

石焼き芋は甘くて美味しいですが、それは熱をじっくりと加えて焼いているからであり、自宅でも甘いさつまいもを作るには、トースターや電子レンジを使う場合も同じようにすればいいのです。

さつまいもには、食物繊維が豊富で便秘に良く、ビタミンが豊富なのでお肌にも良いです。
しかもさつまいものビタミンは熱に強いので、焼き芋にしても十分に摂取できます。

甘いさつまいもの作り方

・トースターを使う

トースターを使う場合は、まずさつまいもを洗って水気を拭き取り、そのままトースターに入れて焼きます。
焼く時間は、850Wのトースターだと片面20分の両面を焼きます。
500Wのトースターの場合は約35分片面ずつ焼きます。

ただしさつまいもの大きさによっても焼く時間は変わってきますので、焼いた後は爪楊枝などで刺してみて、中まで焼けているか確認して時間を調節しましょう。
高い温度で短い時間で作るよりは、低い温度で長い時間かけて作った方が甘くなります。
ただしトースターだと、出来るまでに時間がかかるのがネックになります。
そのような時は電子レンジを使うと、短い時間で作ることが出来ます。

・電子レンジを使う

電子レンジを使う場合は、さつまいもを洗って濡れたまま新聞紙で包んで、500Wの場合は1分半加熱し、その後10分間解凍で加熱します。
爪楊枝などで刺してみて、中まで焼けていないようなら、数分さらに加熱しましょう。

しかし更に早く作りたいと言う場合は、洗ったさつまいもをキッチンペーパーで包み、さらにラップを巻いて包みます。
500Wのレンジの場合は1分か2分加熱するだけで、食べられるサツマイモが出来ます。
ただしこの方法は、あまり甘みのないさつまいもに仕上がります。
甘みが欲しいなら解凍モードを利用して作った方が良いでしょう。
またこの方法だと、加熱しすぎるとさつまいもが黒こげになります。

いかがだったでしょう?
さつまいもを甘くして作るという方法は、この他にも鍋に水を入れて煮る、フライパンで焼くなどの方法もあります。
ただし一番手軽に作るなら、トースターか電子レンジを使った方法が簡単です。

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