「スーパーフード」ってどんな食材?種類や効用について

スーパーフードを食べる

体に良い成分が凝縮されている食品のこと

健康食品の分野では、「スーパーフード」というものが注目を集めています。
この「スーパーフード」とは、健康に良い成分が凝縮されていて、他の食品よりかなり多い割合で含まれている食品のことを指します。
サプリメントは、欲しい栄養素を凝縮するために加工された一つの製品となっていますが、「スーパーフード」はあくまで食材そのままであるという点が異なります。

食材そのものですので、よりナチュラルで安心して食べることができますし、有害な成分などがないものを指しますので、副作用などを心配して摂ることもありません。
食材ということで、いろいろな料理に用いることができて、飽きずに長く摂取し続けられるというのも「スーパーフード」ならではのメリットと言えます。

気軽に手に入るようになってきた「スーパーフード」

「スーパーフード」と呼ばれるものの多くは、日本では生産されない、もしくは少ししか作られていないものなので、なかなか気軽に手に入れることができなかったという事情があります。
しかし、今では健康に気遣う人が「スーパーフード」に注目して求めるようになっていますので、スーパーなどでも気軽に購入できるようになっています。

その中には、ココナッツオイルがあります。
ココナッツの実から抽出したオイルで、香りを上手に生かせば様々な料理に使うことができます。
中鎖脂肪酸というとても分解、吸収が速い脂肪酸を多量に含んでいますので、すぐにエネルギーを得られることや、脂肪の分解を促してダイエットに役立つなどの利点があります。

また、チアシードも人気がある「スーパーフード」です。
水に漬けることで膨らみ満腹感を与えるためダイエット用の食材としてよく用いられますが、チアシードの真価は素晴らしい栄養の宝庫であるということです。
大さじ一杯で血液の流れをスムーズにしてくれるオメガ3脂肪酸の一日当たりの摂取量をクリアできますし、鉄分や必須アミノ酸などを豊富に含んでいる素晴らしい食材です。

毎日の食事に取り入れたい「スーパーフード」

他にもたくさんの「スーパーフード」があり、日本でも楽に入手できます。
たとえば、青汁などでも使われているケールは、ビタミン類とポリフェノールの含有量がとても高いという特徴があります。
抗酸化作用が強いので、いつまでも元気に若々しくいたいという人にぴったりです。

また、アマランサスはたんぱく質、ミネラル、ビタミン類、必須アミノ酸などの体に必要な栄養素がまんべんなく含まれています。
リジンと呼ばれる薄毛対策に効果的な成分も豊富に含まれていますので、薄毛が気になる人にもお勧めです。
料理にもスムージーなどにも利用できるので、気軽に摂れるのがうれしいところです。

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