観葉植物の3つの空気清浄効果
観葉植物には空気清浄効果があり、空気清浄機のような役割をします。
主な効果は以下の3つです。
・有害物質の吸収
観葉植物は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやトルエンなどを吸収する力があり、これはアメリカのNASAが発見したそうです。
空気を綺麗にするばかりでなく、有害物質も少なくしてくれます。
その効果は室内に置く観葉植物の数が多いほど、効果も高まります。
・マイナスイオンの濃度上昇
マイナスイオンは体によい効果をもたらし、森林浴をすると浴びることが出来ます。
その効果はリラックスや血圧低下などがあり、健康に良いとされています。
そして観葉植物からもマイナスイオンは放出されていることがわかっており、全ての観葉植物から放出されています。
しかも観葉植物はマイナスイオンを空気中に残す役割があるので、その濃度を高めることができるそうです。。
・カビ、バクテリア抑制
観葉植物はフィトケミカルという化学物質を出し、これは空気中にあるカビやバクテリアを抑制します。
もともと観葉植物が自分を守るために放出しているのですが、それが私たち人間も守ることになるのです。
観葉植物の更なる効果
観葉植物は空気を綺麗にするばかりでなく、さらに人に良い効果をもたらします。
・リラックス効果
観葉植物の香りによって、人はリラックスすることができます。
実際に実験では人の脳波でアルファ波が増幅されることがわかっており、リラックス状態にしてくれます。
また植物を見ることによる心理的効果も影響します。
・湿度調節
葉から水分を放出し、いつも快適な湿度に保ってくれます。
観葉植物が放出する水分は、雑菌のいないクリーンなものであり、乾燥を防いでくれます。
いわば天然の加湿器というところです。
・フィットンチッド
森の木々はフィットンチッドを放出しており、観葉植物も放出しています。
その物質は、人の血圧を下げたり、集中力を高めたり、リラックスさせたりと良い効果をもたらします。
周りに観葉植物を沢山置けば、森林浴と同じ効果が得られるのでおすすめです。
・ストレス軽減
観葉植物が直接関係はしませんが、職場などに置くことによって雰囲気を和らげ、環境が改善されることによって、働く人のストレスを少なくします。
このようにして観葉植物は、自然の空気清浄機であり加湿器でもあるのですね。
もしも観葉植物を近くに置こうと思うなら、どのような種類でも構いませんが、アレカヤシやオーガスタやサンスベリアなどが、空気中の有害物質を吸収する力が強そうです。
初心者にもおすすめの観葉植物は、耐久性もあり寒さや暑さにも強いシェフレラ・アルボリコラ、どんな環境でも育つ通称ゴムノキと呼ばれているフィカス・エラスティカ・デコラ、丈夫で育てやすく沖縄などに自生しているガジュマル、根元に水分を蓄えるので乾燥に強いトックリランなどがあります。